
高槻市の芥川きどクリニックでは、頭から足先までどのような痛みでも、内科や外科・整形外科など診療科にとらわれず、患者さまに最適な治療をご提供しています。「どこに行っても良くならない」「原因不明と言われた」そんな長引く痛みでお悩みではありませんか?その痛みの原因は、「モヤモヤ血管」かもしれません。高槻市の芥川きどクリニックでは、痛みそのものに向き合い、患者さま一人ひとりに最適な治療をご提案しています。今回は、長引く痛みの原因となるモヤモヤ血管について、そのメカニズムと動注治療をくわしく解説します。
モヤモヤ血管とは

「モヤモヤ血管」とは、痛みのある部位にできてしまう異常な血管のことです。
近年の研究で、治りにくい慢性的な痛みの多くに、このモヤモヤ血管が関係していることがわかってきました。モヤモヤ血管は、炎症を繰り返すうちに本来は必要のない血管が新しく増えてしまう現象で、その形がいびつでモヤモヤして見えることから、この名前で呼ばれています。
モヤモヤ血管が発生するメカニズム
モヤモヤ血管は、次のような段階を経て発生します。
ストレスや負担による炎症発生
動きのくり返しや摩擦などのストレスによって、関節や腱の周囲に炎症が起こります。日常的な動作やスポーツ、仕事での繰り返し動作などが原因となることがあります。
炎症による痛みの出現
炎症を起こした部位では腫れや熱感が生じ、痛みを感じやすくなります。この段階では、安静にすることで自然に治ることもあります。
修復反応による血管の増加
体が損傷を修復しようとする過程で、新しい血管が増え、血流が活発になります。これは本来、治癒のための正常な反応です。
モヤモヤ血管の発生
治りきらない状態が続くと、炎症部位に「モヤモヤ血管」と呼ばれる異常な血管が発生します。これが慢性的な痛みの原因になります。
神経の過敏化
モヤモヤ血管の周囲には痛みを感じる神経が増え、わずかな刺激でも痛みを感じやすい状態になります。これにより、日常的な動作でも痛みを感じるようになってしまいます。
痛みが長引く慢性化状態へ
負担が続くと血管が減らず、炎症が慢性化します。2か月以上痛みが続き、「何をしても治らない」と感じる状態になります。
一般に、40歳以上になるとモヤモヤ血管を自然に減らす力が衰えてくるため、長引く痛みが生じやすくなります。
3ヶ月以上経過したモヤモヤ血管はなかなか消えないため、専門的な治療が必要になってきます。
どのような方が治療の対象となるか
モヤモヤ血管治療は、このような症状でお悩みの方が対象となります
概ね3ヶ月以上続く長引く痛みがある方が対象で、慢性的な痛みに対して治療をおこないます。
・他の医療機関で「手術を行わない方針」となっているが、痛みが改善しない方
・手術を含む治療を受けたものの痛みが残っている方
・医療機関で「原因不明の痛み」と言われている方
・鍼・マッサージ・リハビリテーションなどに通い続けても痛みがとれない方
・痛み止めを辞められない方
・スポーツや仕事での繰り返しの動作により生じるようになった痛みのある方
モヤモヤ血管が見られる主な部位
モヤモヤ血管は、体のさまざまな部位で確認されています。
肘
肘は、スポーツや仕事での繰り返し動作により痛みが生じやすい部位です。
テニス肘、ゴルフ肘、野球肘など、肘の痛みでモヤモヤ血管がよく観察されます。また、内側側副靭帯損傷や滑膜炎によって生じる痛みにも、モヤモヤ血管が関係していることがあります。エコーでも観察できる部位ですが、全体像や炎症の拡がりについては、血管撮影の方がより詳細に把握できます。
手
手は日常生活で酷使されやすく、さまざまな痛みが生じる部位です。
ヘバーデン結節、ブシャール結節(第2関節)、CM関節症など、関節の変形に伴う痛みでモヤモヤ血管が確認されます。また、腱鞘炎やばね指といった、腱や腱鞘の炎症による痛みにも、モヤモヤ血管が関与していることがあります。
足
足は体重を支える部位であり、負担がかかりやすい場所です。
足底腱膜炎やアキレス腱炎など、足の痛みでもモヤモヤ血管がよく観察されます。特に、長時間の立ち仕事やスポーツをされている方に多く見られる症状です。
その他
筋腱付着部炎や滑液包炎など、筋肉や腱が骨に付着する部位の炎症によって生じる痛みにも、モヤモヤ血管が関係していることがあります。
これらの部位に3ヶ月以上続く痛みがある場合、モヤモヤ血管が原因となっている可能性があります。
動注治療とは
当院では、症状の程度により注射療法と動注治療を組み合わせて治療をおこなっています。
動注治療とは「動脈注射治療」の略で、動脈に直接薬液を注入する治療です。ヘバーデン結節などの変形性関節症や、足底腱膜炎といった腱炎・付着部炎では、慢性炎症によりモヤモヤ血管(病的新生血管)と呼ばれる異常な血管が発生します。
動注治療では、この異常血管だけを狙って「塞栓(そくせん)」し、血流を遮断することで炎症を鎮め、痛みを和らげます。
※動注治療は、オクノクリニックの奥野先生によって2014年に開発された治療法です。当院はオクノクリニックと正式にライセンス契約を結び、動注治療を実施しています。
主なリスク・副作用
針を刺した場所が出血により腫れや痛みを生じたり、感染したりすることがあります(穿刺部合併症)。また、造影剤によるアレルギー(皮膚のかゆみ・赤み・息苦しくなるなどの症状)が出ることがあります。
長引く痛みの原因となるモヤモヤ血管は、体のさまざまな部位に発生します

3ヶ月以上続く痛み、他の治療法で改善しない痛み、原因不明と言われた痛みでお悩みの方は、モヤモヤ血管が原因かもしれません。
高槻市の芥川きどクリニックでは、痛みそのものに向き合い、内科や整形外科など診療科にこだわらない治療をご提供しています。長引く痛みでお困りの方、どこに行っても良くならなかった痛みでお悩みの方は、一度ご相談ください。患者さまの痛みに真摯に向き合い、最適な治療法をご提案いたします。
※動注治療は、オクノクリニックの奥野先生によって2014年に開発された治療法です。当院はオクノクリニックと正式にライセンス契約を結び、動注治療を実施しています。


