足の痛み

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足根管症候群

足根管症候群

足根管(そっこんかん)症候群は足の裏に行く神経が傷害されて足の裏に痛みやしびれを生じる病気ですが、かかとの部分には症状が出ません。足の裏に紙がついているような感じがする、砂利道を歩いている感じがする、風呂に入っても足の裏は暖かくないなどの感覚異常も伴います。原因は神経が通過する足首の部分(足根管)で外傷や付近の靱帯が腫れるなどして圧迫されるためです。

腰の疾患や糖尿病神経障害でも同様の症状が出るので、自分でストレッチやツボ療法などをする前に正確な診断が欠かせません。腰の疾患については<腰・背中の痛み>も参照してください。病院での治療として神経を圧迫する原因の解消や手術療法が行われます。

足底腱膜炎

足底腱膜炎とは足の裏やかかとに痛みが出る病気です。症状は起床後の第一歩や歩き始めの一歩目で出やすく、階段の上りやつま先立ちで痛みが強くなる場合が少なくありません。足底腱膜炎の原因はマラソン・繰り返すジャンプなど足への過負荷、長時間の立ち仕事、偏平足に代表される「土踏まず」の構造的な問題、靴の不適合などのために足の裏にある足底腱膜に傷害や変性が起こり足底腱膜炎を生じます。

中年女性に多いですがスポーツや仕事が原因の場合男性でも珍しくありません。治療として原因に応じてインソール・テーピング・サポーターなどで患部の負担を軽減させ、ストレッチ・運動療法、痛み止めを中心とした薬物療法、手術などを行います。

外反母趾

外反母趾

外反母趾(がいはんぼし)とは足の親指(母趾)が隣の指に向かって曲がり、母趾の付け根が外側に突き出る病気です。突き出た部分が靴に接触して炎症を生じた結果、初期では突き出た部分を押すと痛みを感じ、やがて靴を履くたびに痛くなります。靴を履かない状態で痛む場合は、重度の状態です。

一番多い原因は靴で、つま先が細い靴は母趾を圧迫して変形させ、特にハイヒールやパンプスなどかかとが高い靴では変形しやすくなります。肥満や遺伝的素因が関係する場合も少なくありません。予防や治療は母趾の付け根がフィットしてつま先は余裕がある靴の選択、サポーター、足の指を開く体操などで常に痛い場合には手術が必要になる場合もあります。

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