痛みの原因となる神経の近くに、神経の興奮や炎症を抑える薬液を注射することで鎮痛効果を発揮します。その効果は絶大で、手術侵襲にも耐えられるほどの鎮痛効果があります。 痛みを感じている状態が続くと、痛みが記憶されて慢性化し、「痛みの悪循環」を生じます。神経ブロック療法では、この悪循環を断ち切ることで慢性化した痛みを和らげることができます。


一般的に、神経ブロック療法は有効性が高い反面、技術的に難しいという難点もありますが、当院では患者さんの負担が少ないよう、極めて細い針を使用し、神経を刺激しないよう配慮して短時間で手技を完結させるよう心がけていますので、安心して治療を受けていただけます。