- HOME>
- おしり・股の痛み
変形性股関節症とは
症状として足の付け根が痛みます。初期では歩き始める際や立ち上がる際に痛みますが、進行すると動かなくても痛みが出ます。また股関節が動かしにくくなるために足の爪切りや正座が難しくなります。階段を手すりなしでは上り下りできない、長時間立ち続けることができないなども珍しくありません。原因は関節を構成する骨や軟骨の変性で、加齢が大きく関与します。
治療法にはストレッチや筋トレなどのリハビリ・運動療法や痛み止めを中心とした薬物療法があります。手術を行う場合もありますが、進行度で術式が変わるために入院期間はさまざまです。変形性股関節症に対する再生医療は保険適応ではありません。そのため費用は全額自己負担です。
座骨神経痛とは
坐骨神経痛とは座骨神経領域が痛む病気の総称で、お尻から太ももの裏側や外側にかけて痛みやしびれが出ます。膝より下までが痛む場合も珍しくありません。痛みは歩く・階段を上るなどで悪化し、座る・背中を曲げるなどで軽減します。
原因には腰椎椎間板ヘルニア(詳細は「腰椎椎間板ヘルニア」参照)、腰椎分離すべり症(詳細は「腰椎分離すべり症」参照)、腰部脊柱管狭窄症(詳細は「腰部脊柱狭窄症」参照)、帯状疱疹(詳細は「帯状疱疹」参照)、変形性股関節症などがあります。
ですからツボ療法やマッサージをする前に原因の同定が大切です。病院では原因に応じてストレッチ・運動療法、痛み止めを中心とした薬、手術などで治療します。