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首(頚部)からは左右それぞれ8本の神経が肩、腕、手に向かって走行しています。
超音波装置を用いて、一本一本の神経を同定し、脊髄から神経が出てくる「根っこ」のレベル(神経根)に局所麻酔薬やステロイド(炎症止め)を注入することにより、痛みを抑える治療法です。
ブロック後、腕が痺れたり、完全に動かなくなることもありますが、30分ほど時間が経過すると回復しますので心配はいりません。
腕が動かないときは三角巾で腕を支えて、お帰りいただくこともあります。
※ 頚椎症性神経根症、頚椎椎間板ヘルニアや帯状疱疹では神経根レベルでの炎症が関与しているため、腕神経叢ブロックより、治療効果は高いと考えられます。腕神経叢ブロックよりも手技が難しいため、保険点数は高くなります。
※ 造影剤とレントゲン装置を用いる方法もありますが、当院では造影剤アレルギーとX線被ばくを考慮し、超音波装置を用いて方法を採用しています。
頭頚部、上肢の有痛性疾患
例)帯状疱疹後神経痛、頚椎症性神経根症、頚部脊柱管狭窄症、頚椎椎間板ヘルニアなど
患者さんの基礎疾患や服用しているお薬によっては、すべての方で施行可能とは限りません。上記のような痛みでお困りの方はお気軽にご相談ください。
芥川きどクリニック
院長 城戸 晴規
〒569-1121
大阪府高槻市真上町1-3-28
TEL:072-685-0161
FAX:072-685-1677